【社長のひとりごと】日曜の朝に、再エネとAIのニュースを並べてみた

おはようございます、山本です。

日曜の朝、コーヒーを淹れて、いくつかのニュースを並べて眺める。これが地味に好きな時間です。平日はどうしても目の前の案件に追われて、ニュースも「自分に関係あるか」で取捨選択してしまう。でも日曜の朝だけは、バラバラの話題をぼんやり並べて、ふと1本の線でつながる瞬間を待つ。今日はそんな話を少しだけ。

AIが、電気を食べる時代になってきた

最近よく見かけるのが、AIのデータセンターが大量の電力を消費している、というニュースです。生成AIが賢くなるほど計算量が増えて、その分だけ電気を食べる。「頭が良くなるほど腹が減る」みたいな話で、なんだか妙に人間くさいなと思って読んでいました。

面白いのは、ここで私の畑が出てくることです。私がやっているのは系統用蓄電所や再生可能エネルギー。AIとはまるで違う世界の仕事のつもりでいたのに、「電気」という一点で、急に同じ土俵に立たされた感覚があります。

気づけば私も、AIに仕事を任せる側になっていた

もうひとつ。中小企業のAI活用の話を読みながら、ふと自分のことを考えました。私自身、今では日々の調べものや資料の下ごしらえをAIに任せています。秘書役のAIに朝イチで相談するのが、すっかり日常になりました。

少し前まで半信半疑だったのに、気づけば「任せる側」に回っている。便利になった一方で、自分の頭で考える部分はどこか、と問い直す時間も増えました。この感覚、同じ経営者の方には分かってもらえる気がします。

この2つの線が、次のビジネスになる

さて、ここからが日曜の朝の醍醐味です。「AIが電気を欲しがっている」線と、「私が電気を作ることに携わっている」線。この2本が交わるところに、次の商機があるんじゃないかと考えています。

ひとつは、出口の広がり。これまで蓄電所の電気は市場で売るのが基本でしたが、データセンターのような大口の需要家は、安定した電源を喉から手が出るほど欲しがっています。市場だけでなく「需要家に直接届ける」道が現実味を帯びてきました。

もうひとつは、束ね方です。再エネと蓄電池をセットにして「環境価値のついた電気」として整え、AI事業者に供給する。いわゆるコーポレートPPA的な発想ですが、AI需要の伸びがこの形を一気に後押しするはずです。

そして運用そのもの。いつ充電していつ放電するか、その最適化にAIを使えば、蓄電所の稼ぎ方は変わります。「電気を作る人」から「AI時代の電気を設計する人」へ。少し大げさですが、そのくらいの射程で考えておきたいところです。

おわりに

AIも電気も、結局は「次に誰が使うか」を先に考えた人のところへ価値が寄っていく。日曜の朝に並べた3本のニュースは、たぶんそれを静かに示しています。眺めて終わりにするか、自分の事業に翻訳するか。差が出るのは、きっとそこです。

さて、コーヒーをもう一杯。

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