今週は東急パワーサプライの系統用蓄電所参入というニュースが飛び込んできた。
正直に言う。嬉しさ半分、焦り半分だった。「市場が本物になった証拠」と受け取る一方で、「これで競合がまた増える」という現実も同時に頭をよぎった。
週末のいま、少し冷静になって考えてみると、むしろ大切なことが見えてきた気がする。
大手が入ってくることの「本質」
大手が参入するということは、その市場が「やっと本物になった」ということでもある。誰もいない市場を一人で開拓する孤独な時代が終わり、市場そのものが社会に認知される段階に入ったということだ。
この変化は、私たちにとって決して悪いことではない。むしろ、これまで「蓄電所って何?」から説明していた開発の苦労が、少し楽になる可能性がある。市場認知が広がれば、地権者との交渉も、地元自治体との対話も、以前より話が通じやすくなるはずだ。
独立系にしかできないこと
では、大手に対して独立系の私たちは何を武器にすればいいのか。
私が思うに、それは「意思決定のスピード」と「現場との距離感」だ。
大手企業が稟議を通し、本部の承認を取り、関係部署と調整している間に、私たちは現地を訪れ、地権者と話し、感触を確かめることができる。大企業の組織的な強さが、逆に動きの鈍さになる場面は必ずある。
また、私自身が社長であり、現場担当者でもある。「この案件はやる」「この場所は諦める」を、その場で判断できる。これは組織が大きくなれば絶対に失われるスピード感だ。
GW前に整理したいこと
来週からゴールデンウィーク(弊社は5月2日〜6日を休業予定)に入る。この連休中に、案件の優先順位を改めて整理しようと思っている。
大手が入ってくる市場では、「量」より「質」で勝負せざるを得ない。数を追うより、本当に深くコミットできる案件を絞り込む。そのための棚卸しをGW中にしっかりやる予定だ。
規模では勝てない。でも、深さと速さと人との関係性では、まだまだやれると思っている。
今週も読んでいただき、ありがとうございました。

