AIが電気を爆食いする時代に、蓄電所を作っている話

おはようございます。山本です。日曜の朝なのに、なぜか頭の中はAIと電力のことでいっぱいです。職業病でしょうか。

最近、こんなニュースを目にしました。IEAの試算によると、世界のデータセンターの電力消費量は2024年の415TWh(テラワットアワー)から、2035年には最大1,700TWhまで膨らむ可能性があると。4倍以上です。ChatGPTやGeminiなど、僕たちが何気なく使っているAIが、裏側でどれだけの電力を食っているか——ちょっと恐ろしい数字ですよね。

でも、この話には続きがあります。

「AIが電気を食う→電力が足りなくなる→再エネ・蓄電池が必要になる」という構図です。実際、国連のグテレス事務総長は「2030年までにデータセンターをすべて再エネで稼働させるべき」と明言しています。太陽光のコストは過去数年で41%、洋上風力は53%も下がり、再エネはいよいよ安くて使えるエネルギーになってきました。

ここで登場するのが、僕たちが開発している系統用蓄電所です。

再エネは太陽が出ているときだけ、風が吹いているときだけしか発電できません。その不安定さを補うのが蓄電所の役割です。昼間に余った電力を蓄えて、夜や需要ピーク時に放出する。AIが24時間365日電力を要求する時代になればなるほど、このバッファー機能はますます重要になります。

振り返ってみると、僕が系統用蓄電所の開発を始めたのは「これはFITの頃と同じ流れになるな」という直感でした。でも今になって、その直感は間違っていなかった思っています。AI時代の電力インフラを支える仕事——そう考えると、土地を探して、系統連系の申請書類と格闘している日々も、なんだか誇らしい気持ちになってきます。

まだまだ課題は多い。でも、風向きは確実に変わっています。今週も一歩ずつ前進します。

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